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5月17日、梅雨の走りを思わせる日が続く中、皇居西の丸参観の日となった。
この日も前日から一日中雨の予報であったが、朝方は幸いに薄曇りで、集合場所の東京駅丸の内北口に集まった「みちの会」スタッフ一同は、今日一日の天気を信じ切った顔つきである。この日の参観予定者は全員で112名、内、一般参加者は96名ということだが、集合時間には殆ど受付が終わってしまい、一般参加者は88名、スタッフ共々総員101名、90%という驚異的な出席率となった。
特定の区域とはいえ、普通入場出来ない皇居を参観できるという魅力の大きさは、予測していた以上のものだった。

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桔梗門から宮内庁の係員の支持に従って全員皇居西の丸に入り、「窓明館」で皇居ガイドのビデオを見てから、いよいよ皇居参観が始まる。まず一般参賀でお馴染みの新宮殿前で説明を受けてから蓮池壕沿いに歩き、道灌堀の縁を抜けて、西桔橋を渡る坂を上がったところで西の丸は終わる。
続く東御苑は一般に開放されているが、天守閣跡や江戸城の御殿・大奥や四季花々の美しい二の丸庭園など見所が多い。参観コースは約3km・1時間半であるが、あっという間に終わってしまい、もっと歩いてみたいという感じである。
参観を終えて東京駅に着く頃になって、ざっーと雨がやってきた。無事任務を終えてほっとするが、いままで過ごしてきた皇居の緑濃く、美しい空間の印象がまだ残っていて心地よい疲れを覚える。都心にこれほどの自然がまだ残っていることは、日本の何時までも残しておきたい財産といえよう。

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「みちの会」の狙いは、人気の高い「ウォーキング」を柱にして、各種のイベントを展開し、中高年代の人達と密度の濃い交流を行うと共に、その輪を広げていくことにある。
「みちの会」発足前の約4年間に行ってきた「いきいきウォーク」の参加者は延べ400人以上で、年々、新しい人達が増えてきている。
「みちの会」の特徴は、本当に歩くことをテーマとしたイベントが好きな人達で運営していくことにある。そして運営に携わる各人の資格・スキルや趣味を生かしたイベントを研究し、それらを具体化したり展開すべく月例会を開催している。また会則も簡単で会費も取らないという自由な雰囲気が売り物だ。
「みちの会」主催ウォークの一般参加者は、毎回増大している。理由は、会員制を採らず、会費を取らないこと、つまり「イベントのお知らせ対象者」としてリストを作成し、イベントの枠に応じてその都度、案内状を出すという緩やかな姿勢が好ましいと考えられているのではないか。殆どの人が家族・友人などを誘って参加する傾向も、これを裏付けていることと思われる。
とりあえず年内の計画として「皇居西の丸・四季を楽しむ」、「江戸五街道を歩く」などを柱としたウォーキング・イベントを行う予定だ。
リストは、イベントの必要に応じてマスコミを利用して積極的に参加者を増やし、年内には600人位までに持っていきたい。ここまでくれば1000人の大台までもと勝手に考えている。

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以上が始まったばかりの「みちの会」の現状だが、目標の大きさと今後のスタッフの担務の多種・多様さと作業量の多さを想像すると、何処までやっていけるのか考えることもある。しかし、イベントに参加した人達の「楽しかった」「今度はどこに行くのですか」という言葉をエネルギーの源として、出来るだけやっていきたい。
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